政府が行っている状況判断調査(3ケ月毎)に対して
京都の染めの老舗が
「京都の染色加工は、5年後、全く続けられなくなる」
と回答しています。
これは、織物も同じ状況です。
職人さんが廃業などで辞めてしまって
「作る人がいない」→「技術がなくなる」という状態になってしまったのです。
もう以前の半分の加工方法しか使えないものが多いです。
染物は、白生地が全盛期の2%しか織られていないので
「染める生地がない」ということも深刻です。
また、織物は、織機の機をつぶせば補助金がでるので
つぶしてしまったところが多いです。
日本の染織を守ることは大変難しいです。