きものが無くなることは無いでしょうが、これまでに培われて来た
多くの技術がどんどん途絶えていて、残っているものが少なくなってしまった
現状だと言えます。
残るのが化繊のレンタルきものだとしたら悲しいです。
きものの技は、守るだけではなく、どんどん新しい息吹を吹き込んで
時代の波で変化し応用しながら受け付いでいく必要が有ります。
それが出来なくなってしまいました。
何年か経って、それらを受け継ぎたいと思っても
もう取り返せません。
多くの作り手が辞め、産地が無くなってしまいました。
無くなった技は、簡単に戻っては来ないのです。
そんなことが多くの伝統工芸で起っているのだと思いますが、きものは急激です。
世界に誇れる染めと織の高い技と美しさがどんどん過去のものになりつつあります。
より多くの方がきものを着て下さることを願っています。