小学校4年生身長128cmのことなの浴衣が仕立てあがりました。
大人の浴衣の反物のなかで、ことならしい、個性にあう、小学生らしい柄を選びました。
ことなは、幼い頃から【ピンク】が大好きでしたが、
今は、青、紫、茶も好きになりました。
色個性で診断すると白や紫が強いのですが
洋服を選ぶ時の柄の好みとして【青】の個性の要素が多くなるようです。
白地に小さく丸く可愛く、多すぎない柄が入ったこの浴衣は気に入ってくれました。
現在2歳の妹のはなちゃんは、【白】だけがよく似合う子で
白以外の色や柄物があまり似合わなかったのですが、段々変わってきているようです。
白地を選んだのは、はなちゃんも着ることができるようにと思ってのことです。
さて、反物選びでは、着物は大人の長さの反物しかありません。
長すぎるから切ってしまうのではなく、長い分は外にでるように上げを上げて仕立てます。
また、肩幅も細いので、肩上げをしています。
長い紐をつけて、着やすいようにしています。
成長段階にあわせて、この肩上げ、腰上げを下ろしていけば長く着ることができます。
お袖は、大人と同じ長さにしてしまうと短いです。
お子様には、長い袖が可愛いので、身長にあわせて少し長いお袖にしています。
ということは、お袖で反物の長さを使っているので
大人サイズで着ようとすると袖丈分だけ着丈が長くないということになります。
成長段階のお子様のお着物や浴衣は、何をどう作ったら良いかわからないと
おっしゃる方にご覧いただきたいです。
また、海外の方やご年配の方で【もっと着物を簡単に着たい】と思われる方に
腰上げのことなどが参考になればと思います。