コーディネートは、多くのことを教えてくれます。
コーディネート講座の中で、同じ色を使ってコーディネートすることを、「意味がない」と言います。
たとえば、白に白を置くと何を置いたか見えません。
同様に、白いきものに白い帯を合わせるのは意味がないのです。
離れすぎない少し違う色を使うことで白の良さが際立ちます。
強く見せたくて、強い色に強い色を重ねるのも効果が半減します。
優しい色を少し使うことで強さが生きます。
華やかな人は花柄を持ってくると素敵に見えません。
逆の暗いもの、汚く見えるものの方が華やかさがよく見えます。
コーディネートって、本当に深いのです。
また、今日は新橋演舞場で銀座くらま会という邦楽の会に行かせていただきます。
単衣の訪問着に佐波理か組紐の袋帯です。
となみの永楽の帯は、来月のお茶会まで取っておきます。(笑)