雨の朝になりました。
一雨ごとに秋が深まって参ります。
日差しが暗さを増しますから、「素敵」と思われる色合いが変化して
濁った深みのある色になります。
「似合う」色合いは、日差しによってとても大きく変化します。
京友禅訪問着が追加入荷いたしました。
訪問着 絞り松竹梅 クリーム
京都で染められた、ほっくりとした優しく美しいクリーム色の地色です。
日本的な松・竹・梅の縁起が良い柄が縦に染まって伸びやかで格調高いです。
フォーマルで豪華な新年会やパーティに最適です。
また、これらの訪問着に最適な京都西陣の最上級の手織り袋帯が入荷いたしました。
袋帯 七宝有栖川綴錦 銀地
引き箔で高級感あふれる美しい光沢に、唐織で織られた美しい七宝柄です。
若々しく透明感が高いピンク、水色、クリーム色などが使われていて
多くのおきものに合わせ易いです。
綴れ織り、唐織と異なる織り手法を併用することは大変難しいのですが
その結果、こだわった複雑感がありながらすっきりした見事な帯になっています。
袋帯 羅綾 雪弘 黒地
夏の帯に多く用いられる羅織りをベースにして、その上に錦織りで織り上げています。
黒地をベースにして、その上に、沢山の雪の結晶を、カラフルな色合いで織り出しています。
ピンク、藤色、朱色、水色など、強い色合いで多色使いであることから
多くの色合いのおきものに調和し易い帯になっています。
少しざっくりした風合いですから、単衣にも袷のおきものにも両方使っていただけます。
10月2日までの帯になります。