「重要無形文化財」という言葉を聞くと、多くの方は寺院や仏像などの“形あるもの”を思い浮かべるかもしれません。しかし、重要無形文化財とは、実際には「形ではなく、技そのもの」を守るための制度です。
つまり、人の手の中に受け継がれてきた高度な技術こそが文化財として国に認められているのです。
本場結城紬は、この「技」によって重要無形文化財に指定された、日本でも極めて特別な織物です。
指定の対象となっているのは、単なる完成品ではなく、製作工程そのもの。具体的には「袋真綿からの手つむぎ糸」「精緻な絣(かすり)の技法」「地機(いざりばた)による手織り」という、現代の機械化とは真逆とも言える非効率で高度な工程です。
特に注目すべきなのは、撚りをかけない“無撚糸”を用いる点です。これにより、完成した布は非常に軽く、空気を多く含み、驚くほどやわらかく温かい着心地になります。この独特の風合いは、他の絹織物では再現が難しく、熟練した職人の手作業によってのみ生み出されます。
本場結城紬の価値は「高級品だから高い」という単純なものではありません。
それは、千年以上にわたって受け継がれてきた生活文化と技術の結晶であり、一度失われてしまえば二度と取り戻すことができない“生きた文化財”だからです。
結城紬を身にまとうということは、単に良い着物を着ることではなく、日本の文化と歴史を身体で感じることでもあります。現代に生きる私たちが、この希少な技術の価値を知り、次の世代へとつないでいくことが求められているのです。
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