個性に合わせるきもの姿は、毎日自分探しのようなものなので
尽きない楽しさが有ります。ワクワク!!
さて、30日までの滝沢先生の色無地にプレゼントさせていただく北尾の帯は、京都で織られた他で真似の出来ないすばらしい技と風合いの帯なのです。
紹巴(しょうは)という、目の詰まった織り方をしています。
紹巴(しょうは)というだけでもすばらしいのですが、
特別にやさしくふっくらした風合いを出すためにだけ、縦糸の1/3をあえて織らない使い方をしています。
また、横糸で柄を出しています。
横糸の柄の糸が全部端から端までしっかり渡っているのですが
まったく生地が厚くならずにしなやかで薄いのです。
柄の部分だけしか糸が渡っていない帯が多いのですが
この帯は、手間をかけた上に、長年の業でしなやかで張りのある帯の風合いを出すことに成功しています。
この技は、他の帯屋さんには無いものだそうです。
このすばらしい帯は、お茶会やお能鑑賞やお出かけやお食事会に最適です。
名物裂など茶人に愛された柄が多く織られています。
名物裂段文、七宝挙文、鳳牡丹唐花文、寿蔵追憶、吉祥寿文
また、色無地のお色は、お写真をお送りいただくなどしてご相談
させていただきます。