現在、きものの加工屋さんがどんどん廃業したり
染料の公害問題で、これまでの染料が使えなくなったりして
とても時間がかかって、もの作りがとてもとても大変になっています。
これまでの染料が使えなくなれば、新しい染料で発色のデータ取りをやり直します。
その染料が何回も変わるので、やり直しが何回も起こります。
ろうけつも糸目友禅もなかなか出来上がってこない状態です。
また、生糸が高騰していますので、来年1月分からの生地や裏地が値上がりになります。
生糸の高騰は、下記の諸事情によります。
繭の減産、中国内の内需増加、中国内の消費拡大による絹製品の需要高騰、
ブラジル糸の値上げなど