主役級だけど着回しも出来る新しい訪問着

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この訪問着は、どこにもない、新しい形の訪問着として 私の多くの希望が入っています。
1)従来の訪問着とは違う柄付け

下前からおくみにつながる柄がとても大きくて、肩にも従来にない大きな柄が有ります。

肩は前から後ろ肩にまで柄が行き、そでにもかかります。

後ろには、肩の前から流れた柄と、下前左からつながった柄だけが見えます。

柄を大きく主張しつつも、柄数を減らすことで手間を減らし、費用を抑えた作り方です。

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2)染めの名古屋帯と合せて一層おしゃれに着られるきもの

合わせる帯を変えれば雰囲気は変わりますが、
織の袋帯は、織物なので個性的なものが少ないのと
近年の社会状況を見ると、広い場面で豪華にというよりは
近い場所で一層個性を出す着姿が求められていると思います。

迫力のある染め九寸名古屋帯と合わせたコーディネートで
一層おしゃれに見える訪問着を求めました。
もちろん、従来の袋帯に合わせることも可能です

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3)目立つけど、目立ちすぎない大胆さ

印象深く、主役級の着姿として大きな柄、強い色柄が欲しいですが、そればかりでは着まわしが出来ませんから、 着まわしも出来るきものという難しい要求をさせていただきました。

 

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