最高の技を表現できるお振袖は、作り手にとっても腕の見せ所です。
最高の表現力を持っていらっしゃる滝沢 晃先生は、物作りと同時に
大変暖かい愛情の持ち主でいらっしゃいます。
その愛情が、お召しになる方を思いやり、お立場やご家族や、その後の
ご成長の行方なども考えて下さって、
「こんな色や柄がお薦めです。」と言って下さいます。
作品が主役にならずに、お召しになる方が最高の着姿になるという
とてもとても難しいことをして下さいます。
これまでに、小学校2年生で、13参りのおきものをつくられた亜紀ちゃんは
黒地にカラフルな明るい色合いのお振袖でした。
http://kimono-bito.com/y-photogallery/kyumiko.php
成人式では無いですし、伸び盛りの年代でお召しいただくので
仕立て直して何回もお召しいただく時に、柄が生きるようにです。
小学校2年生でこんなに可愛くお召しになって
翌年、こんなにお姉さんになられて
6年生の卒業式には、袴を合わせてこんなに大人っぽくお召し下さいました。
上海に住んでいらっしゃるここちゃんは、可愛いピンクや赤が大好きです。
http://kimono-bito.com/y-photogallery/oichiko.php
そして、お母様は、黒などのお色が大好きです。
ここちゃんは、日本舞踊を習っていらっしゃって、おきものを着る機会が
多いのです。
7歳のお祝い着として、どんな着物が良いかしら?とお色と柄が問題です。
それに対して、滝沢先生は、この世のものとは思えないような
大変美しい緑の地色で猫の柄を染めて下さいました。
ここちゃんご一家は猫が大好きなのです。
優雅で洗練された猫の柄と見たことも無いような美しい色合いは、
それをお召しになる度に、どんなにか高い情操教育になることかしらと
私は思いました。
美術館に飾られているような高い芸術性で、それが、お嬢様に最適にお似合いになるのです。
こんな嬉しいことは有りません。
なんて素敵なプレゼントでしょうか?
今月は、20日まで滝沢先生のお振袖のおあつらえをお受けいたします。
お色や柄は、是非、ご相談下さいませ。