現代の最高峰と言える絞りの訪問着と振袖が入荷しています。
本疋田の絞りです。
この訪問着は60立ての大変細かい総絞りです。
見事に斜めに美しく絞られています。
図案があるわけではなく、職人さんの感で全て絞っていきます。
その上、竹林の模様が上前と袖に絞られています。
とても繊細な線を丸い絞りの輪で表現するには、
絞りが細かい必要があり、糸を解いた時に絵のように絞る必要が有ります。
高い技が必要とされます。
今、60立ての絞りは出来なくなっていて48立て、45立てもなかなか
入手出来ません。
60立てとは、1尺=約1反の横幅に60個の絞りの目が入っていることです。
1つずつの絞りが絹糸で8回以上巻かれています。
また、丁寧に絞っても染めあがったら色が漏れてしまって
ダメになる絞りも多いのですから、このようにすばらしく完成した逸品の価値は
本当に高く、長く代々伝えていただけるおきものです。
本疋田絞り60立て訪問着竹林 税込10,368,000円
本疋田の総絞りに手刺繍で可愛い草花が刺されています。
とても可愛くて価値が有りますね。
本疋田絞りの訪問着は、今ほとんどございませんので最高級の逸品です。
本匹田絞り手刺繍振袖 税込12,960,000円
現代の最高級のきものの価値は1000万円台がほとんどです。
最高級レベルの技とセンスの価値です。
それ以上の価値は、「もう作れない技」というものになり、
2000万以上で5000万、1億となります。
重要無形文化財 越後上布100亀甲
http://www.kimono-bito.com/item.php?item_id=007682
本場結城紬地機の200亀甲総柄はもう作れないので、非売品になります。
非売品ですから販売しないのですが、もし販売するなら1億ということです。