本疋田絞り48だてが入荷しています。
無地で、お好みのお色に染めることができます。
お好みで、黒、赤、紫、緑など好きな色に染めることができるのです。
本疋田絞りは、希少価値が高く、出会うことは、ほとんどできないとも言われるほどのお品です。
その中でも、【48だて】というのは、とても細かい粒なので、更に出会えない逸品です。
本疋田絞りは、高級着物の中の最高品質の1つです。
染めのすばらしい技を使っています。
48だてというのは、1反、約38cmの幅の中に、1列に48個の絞りが入っているということです。
それを全面に渡って施しています。
人の手で、1粒、1粒、絹糸で10回以上巻いて、1つの【粒】を作ります。
広い面積を全部、このように、人の手で絞っていきます。
上手な職人さんが1日に300粒しか絞れないと言われています。
それもすごいです!
どれだけ長い時間と根気が必要かは、想像を超えるものだと思います。
ですから、なかなかできません。
1年に1反できるかどうか分からないと言われます。
また、多くの場合、【絞ることが大変】ということに注目が行きますが
1粒1粒がしっかりと絞られていなければ、染めて、その後、また1粒1粒を絞っている絹糸を解いた時に
【色が走る】と言って、染まってはいけない箇所が染まることがあります。
そんなことがあれば、せっかく絞った何百万粒もの絞りが【無駄】になって
その絞りは、販売できるものにはならないのです。
ですから、【しっかり1粒1粒を絞る】ことがとても重要です。
考えられないほど沢山のことを完璧に仕上げて1枚の絞りができあがります。
ですから、注文したことを忘れた頃に染め上がってくると言われています。
つまり、1年に1反とも言い難いほどの生産量なのです。
現在では、幻とも言われるほどのお品になっています。
この画像は、右が60だて、左が45だてです。
48だては、その間の細かさです。
この画像の疋田絞りは、黒に染めていますが、絞った糸をほどいた部分が白くなることで
結果的に、真っ黒ではなく、グレーのように遠目で見えます。
ここでは、佐波理の袋帯をあわせています。
このようにセミフォーマルとしてお使いいただくことができます。
袋帯も名古屋帯もあわせていただけます。
あこがれの【本疋田(ほんびった)絞り】です。
その中でも48だてというのは、現代、一番細かい粒だと思われます。
1点のみで大変貴重なお品です。
お好みに合う方は、shop@kimono-bito.com まで至急ご連絡下さい。