今月は、滝沢先生の糸目友禅を使ったお振袖のおあつらえを受け付けています。
おあつらえのすごさは、1から作り上げることが出来ることです。
例えば、このお振袖は、ある天使の絵がありました。
それを滝沢先生がお振袖として着ることが出来るように
きものの絵柄にして下さったのです。
このすごさは、分かっていただけるようでかなり難しい部分です。
なぜならば、1枚の平面で描かれた絵が、人の丸みを帯びて、表も裏もある
着姿にパーツパーツを分けて絵柄を作ることは、とても大変だからです。
広げたお袖も美しく、肩の絵柄も見ごたえがあるように染めるのは
普通の人には出来ません。
きものを知り、人の動きを知り、見せ場も作らなければなりません。
ここにエンゼルがいます。
このように飾った時に1枚の絵のように見えることも重要です。
これが元の絵です。
元の絵が、きものになることで一層羽ばたきを持って生き生きとして
いるように見えます。
八掛けに染められた可愛いエンゼルは、滝沢先生からお召になる方へ
届けられる大きな愛情の1つです。
このきものは、世界的にお問合せが多いのです。
1枚の絵が、滝沢先生の力によって、すばらしいお振袖に成長します。
こんなおあつらえは、1年以上かかります。
お嬢様の成人式などでお作りいただきたいですね。
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