人とお持ちのものに合わせる難題克服/遠峰先生の帯

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K様の遠峰先生のおあつらえ名古屋帯は、

1:還暦の赤の記念になる色合いにする
2:お持ちのおきものに合う帯にする
3:袷と単衣の両方で使える帯にする

という3つのテーマが有りました。

染め上がった帯は、ものすごく
お持ちの紬にも小紋にもよく合いそうです。

また、何よりもK様らしい色合いと柄いきになりました。

さすが、遠峰先生!

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高い技と人を思いやるお気持ちが、ここまでの完成度を
作り出して下さいました。

作品に完成させることの何倍も難しい「人とお持ちのものに合わせる」
難題が見事に克服されて、美しい作品になったのです。

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生地の選定で、袷と単衣の両方に使える帯にもなりました。

K様のご感想です。

「深くて鮮やかなのに、きつさはなくて柔らかい、なんとも素敵な色ですね。
明るい気分になれそうです。
白抜きの影?が、地色の強さや花とのコントラストを和らげて楽しげな上に、
グレイの葉の黄色い花が光を集めて、まとまりのある配色になっていると思います。
洋服で簡単に巻いてみましたが、軽くしなやかながら張りもあり締めやすそうですね」

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この帯は、見ていて飽きませんよ!

私も、早く早く自分の次の作品を作っていただきたいのです。

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