被布は日本の伝統行事七五三において、3歳の女の子が着物の上に重ねる上衣です。
幼子が無事に育つ感謝と、健やかな成長の祈りを込めた被布を、本作では、未来に伝統を伝える大人の衣として表現しました。
近年、伝統的な染織技法は急速に減少しています。
作り手が減り、絞りの反物は年々希少になっています。
だからこそ、この1着は、文化の断片を未来へ渡す作品となっています。
装いで、表地には品格を、裏地には祈りを込めるのは、日本人の美意識です。
この作品でも、裏地は、現代では染めることがとても難しくなっている紅色を使用しました。
平安時代には貴族の間で流行し、魔除けの色、生命の色、守りや祈りの色としても扱われました。
絞りは、手作業で生地を糸で何回も縛ってから染める伝統的な技法です。

模様を浮かび上がらせて独特の風合いが生まれ、同じものがない完全な一点ものの魅力があります。
正方形に切った布を折りたたんで小花にしたつまみ細工には、愛情深い可愛さがあります。
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被布 Hifu ― 着物から生まれる、これからの時代の装い ― | 最高級着物選びのお手伝い 個性とライフスタイルにあう着物 kimono








