衰退する呉服を何とかする役割

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私が着物の世界に入ってもうすぐ20年になるのですが

それまでずっと長くOLをやってきた私が2000年に急に着物の
世界に入ったことを自分ながら不思議に思うことがありました。

着付けを習ったり、初詣に家族全員で着物で行っていましたが
それは当時は普通のことでしたし、私が特に着物好きだというわけでもなかったのです。

最初にWEBを選び、次にWEBで何をしようかと模索を続けて
出てきたのが「WEBで着物」でした。

それを続ける内に、ふと思ったことがあります。

「何だか役割を募集されていたのではないか?」ということです。

不思議な力が、「衰退する呉服を何とかする役割」をする人を
募集していて私も、「何かしたい」と思って探していたので
それが合致したのではないか?

ということです。

「呉服を何とかする」とは

もっと多くの人が着るようになる
細々と続ける

というようなこととは違うと思います。

「何とかする」んです。(苦笑)

私は、着物が教えてくれた「色を柄と個性の関係」が
多くの方に役に立って
それが着物だからできたのだと分っていただけたら
着物のすごさを理解していただけるのではないかと思います。

着物が多く持つ「色」「柄」だから複雑な人の個性を解明できると思うし
そんなにすばらしい着物を見直せると思うのです。

着物文化はこんなにすばらしいのだと世界の方に再認識して
いただくのが私の役割だろうと思います。

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