名誉ある叙勲や園遊会列席は、晴れの場面であると同時に、怠りのないおきものをご準備なさる
ことが必要です。お立場に合い個性を生かしたおきもののご準備のお手伝いをさせていただきます。
格式が高い場面だからと格を重視するだけではなく、あなたらしくて素敵と賞賛して
いただける着姿をご提案させていただきます。
お持ちのおきものを生かされる場合は、その中からふさわしいコーディネートや足りないものをお教えいたしますし、新たにお作りになる場合は、ご予算に応じた最適なものをお選びしてご提案させていただきます。
コンサルタント:伊藤康子 プロフィールはこちら
http://kimono-bito.com/itoyasuko-profile/index.htm
〇費用
1)日本橋きもの人にお越しいただいて、面談でコンサルティング
2)お顔写真などをお送りいただいてメールでコンサルティング
〇ご依頼の流れ
まず、状況を詳しくお教え下さい。
どのような賞で、関係者やお立場は、どうか。
どのような着姿が必要か?
ご希望のおきものの詳細をお打ち合わせさせて下さい。
水色やピンクのおきものが着たいとか
古典がお好きとか
ご予算もお教え下さい。
出来ましたら、日本橋きもの人までお越し下さい。
おきものと帯をご用意いたしますから
お顔合わせにお越し下さい。 アクセスは、こちら
遠方でお越しになれないような場合は、メールやお電話で対応させていただきます。
〇叙勲授与式や園遊会の装い
叙勲のきものの種類
モーニングをお召しになる男性に対して、
女性は、叙勲授与式では、色留袖、園遊会では、色留袖か訪問着が基本です。
叙勲は、天皇陛下から勲章をいただく最高にフォーマルな場面ですから
ご主人様の同伴者としてご列席なさる奥様も、既婚女性の最高の格である
色留袖をお召しになることをお薦めいたします。
また、園遊会は、正統派の色留袖をお召しになるか、お遊びの要素が強くなりますから
訪問着で少し個性や楽しさを加えられるのもよしです。
それぞれの留意点は、3点です。
1)家紋の数
叙勲の際の色留袖の家紋は、一部の地方では一番格が高い5つ紋を入れられますが
近年は、東京などでは3つ紋をお使いの方が多いです。
格を保ちながら、使いまわしのしやすさを現す家紋数だと思います。
園遊会での色留袖の家紋も叙勲に準じ、3~5個で、訪問着の場合は、1つ紋をお薦めします。
2)おきものの地色
皇室関係は、黒をお召しになりませんし、濃いお色より薄いお色が主流です。
白茶、銀ねず、青磁色などが多いです。
叙勲授与式も園遊会もおきもののお色は、薄いお色が基本です。
中間色の方も少しいらっしゃいますが、濃いお色はだめです。
ノーベル賞授与式になりますと、濃いお色も有りです。
3)おきものの柄
特に定めは有りませんが、格式のある柄や草花文様などが一般的です。
皇室そのものである二条城や御所などのお柄は避けましょう。
一番の問題は、叙勲の発表から授与式まで約1ヶ月しかなく
おあつらえが難しいので、あるものですぐにお探しする必要が有るということです。
〇ふさわしい帯
叙勲や園遊会の色留袖や訪問着に合わせる帯は、金銀などをメインにして
正式なフォーマル感が高い袋帯です。
多色が使われておしゃれ感が高いような帯は避けましょう。
〇あなたの場合の園遊会や叙勲授与式のおきもの
最高に晴れの舞台ですから、しっかりと格をおさえつつ、あなたらしい個性で
最高に素敵に見える着姿になっていただきたいです。
叙勲者の発表後、授与式まで約1ケ月ですから、準備期間は余り有りません。
その期間で、あなたが素敵に見える訪問着や色留袖、袋帯などを お探しいたしましょう。
コーディネートもお任せ下さい。
思い出とお写真にしっかり残る完璧な着姿をお手伝いさせていただきます。
叙勲格のきもの 第一礼装にふさわしいきもの 律子様 もご覧下さい。
こちら
〇叙勲とは
叙勲(じょくん)とは、勲章を授けることです。
国家または社会に対する功労者に対して、国が旭日章または瑞宝章のいずれかを毎年春と秋にします。
叙勲のうち、「旭日章(きょくじつしょう)」は顕著な功績を上げた人、「瑞宝章(ずいほうしょう)」は
公共的業務に長年従事してきた人が対象となり、大綬章・重光章・中綬章・小綬章・双光章・単光章と
6段階に区分されています。
〇叙勲授賞式
例年、春は、4月29日に、秋は、11月3日に叙勲受章者が発表され、その後、皇居や都内のホテルで
勲章伝達式が行われます。
大綬章以上の勲章の授与式である親授式の場合は、天皇陛下への拝謁は式典が終わったばかりの
宮中松の間で行われ、
重光章の受章者の伝達式は親授式が終了したその日の午後、宮中の松風の間で挙行され、
天皇陛下への拝謁は、宮中の豊明殿が式場となります。
中綬章以下の伝達式は各省庁や県庁の会議室などで各省大臣や都道府県知事の手で行われます。
天皇陛下への拝謁は、受章者が配偶者同伴で各省庁へ集合して皇居へ参内し、そこで行われます。
〇園遊会
園遊会は、毎年,春と秋の2回,赤坂御苑で催されます。
天皇皇后両陛下が,衆・参両院の議長・副議長・議員,内閣総理大臣,国務大臣,
最高裁判所長官・判事,その他の認証官など
立法・行政・司法各機関の要人,都道府県の知事・議会議長,市町村の長・議会議長,各界功績者と
それぞれの配偶者約2,000人をお招きになって,親しくお話しになっています。
皇太子同妃両殿下はじめ皇族方が出席されるほか,春の園遊会には,各国の外交使節団の長以下の
外交官・各国の領事館の長とその配偶者・令嬢も招待されます。
各界功績者は,産業・文化・芸術・社会事業などの分野で功労のあった方々で、叙勲者が多いです。
<お薦めのきもの>
あなたが一層素敵になる
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