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■ 心をつむぐ 大島律子の世界

 



   .......コチニールと松煙で染めた着物.......

 

↑こちらの反物のページ

 

コチニール(ペルー原産)


サボテンについている貝殻虫の一種

アルミ媒染でピンク系、錫媒染で鮮やかに、

銅媒染で藤紫系、鉄媒染でグレー系の藍紫色を染める。

食品の色付けに使われている。
リキュールのカンパリの色である。

 

錫媒染のピンク色


くちなし、エンジュ、マリーゴールドなどの黄色の糸に

染め重ねると橙色から紅色までいろんな色が染められる。

 


書道用の松煙墨を使用

松の根または幹を不完全燃焼させて作った煤。

煮染めではなく浸して染み込ませるので絹糸の光沢が

そのままなので透明感の多いねずみ色になる。


 

硯でゆっくり摺り、鍋に貯めて使用する。

かなりむらに染み込むので注意が必要。

子供の頃学校の書道の授業で墨が服についてしまい

洗濯しても落ちなかった記憶があるが、

それを考えるとかなり堅牢度はよいかもしれない。


 

 


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