お母様達から譲られた
おきものを生かしたい
Suzue様
亡くなられたお母様と義母様がとても素敵におきものをお召しになられていて、沢山のおきものをSuzue様が譲り受けられました。 これらのおきものを、「私が着ることで生かしたい」と思われました。
二人のお嬢様と可愛いお孫様のきものしたくも全部、Suzue様が考えられます。 半衿付けなどで疲れてしまわれるそうですが、とても楽しい時間です。 滝沢先生の乱菊の訪問着の大胆なエレガントさがこんなにお似合いです。 お嬢様達に真っ先に狙われていらっしゃるそうです。
染め替えや、コーディネートの工夫でお持ちのものを生かしながら 少しずつ、
ご自分らしい着姿を追求なさいました。 コーディネートでお持ちのものを生かす場合は、まず、帯締め・帯揚げを自分らしくします。 次に、帯を時代や自分らしさに合うものにします。自分の個性の追求になるのです。
この付け下げは、ワイングラスが付け下げの位置に染められています。 ワインが好きなSuzueさんがこのおきもので音楽ビアプラザに行った時、 知らない方々2人に「おしゃれですね!」ってお声をかけていただきました。 嬉しい出会いです。 オペラが大好きなので、コンサートにも良く着て行きます。
Suzue様は、穏やかで優しい方なのですが、強いものや個性的なものを とても魅力的に着こなしてしまわれるのです。
とてもきちんと綺麗に着付けをなさる腕をもっと伸ばしたいと 飯田先生の着付けも学ばれました。 皆様とのおけいこやお出かけは、とても楽しいです。