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■ 心をつむぐ 大島律子の世界
あかね科/アカネ属
本州以南の山地、野原、畑地に見られるつる性の多年草。 これは渡良瀬セーリングクラブのクラブハウスの近くの 田圃の垣根に見つけたもの。
根っこを使用する 最も古い赤色染料である。 堀出したら洗わずに日に干して乾かし、 早いうちに使用したほうが色が出る。
色見本の茜色に比べるとオレンジ味が少なく桜色に近く染まった。 アルミ媒染だけでなく銅、鉄も使用。 桜の皮で「桜鼠」に染めたグレーの糸も使用。 絣でほとんど白色のところを作り桜の花びらのイメージ。
茜色とは朝日か夕陽か、説は2つある。
反対側の富士山が数分はやく薄あかくなって来た時の色である。
4月から始めて織りあがりは9月
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