■きもの昭和15年から創業70年近く続く織物屋さんの本塩沢紬です。裾さばきが良く、とても着やすいのでお茶の先生などに大好評です。塩沢紬の格は、お召しであり紬よりは上です。小紋と同じ程度と考えてお召し下さい。お仕立ては、単衣でよし、袷でよしの大活躍のおきものです。お求めいただいたお品は、一旦産地塩沢に戻して塩沢本来の湯通しをさせていただきます。また、塩沢の味とも言える撚糸をかけたしぼは、水に弱いためパールトーン加工をしてお召しいただくことをお薦めいたします。【塩沢紬の製法】手織りの技術は忍耐と鍛錬を必要とします。腰掛けて手織り織機で全て手織りしており、1反を仕上げるのに、に10日から13日程度かかります。右よりに2000回強撚糸をかけ、左よりに2000回強撚糸をかけた糸を使って1尺2寸5分という広い幅の反物を織ります。それをお湯を通して一旦7寸に収縮させることで塩沢のしぼの風合いが出ます。その後、湯通しで1尺に整えるという大変手間ひまかけた製法です。経 絹糸緯 強撚糸をかけたお召し糸 経と緯の絣で柄を出しており、180亀甲が現在の最高の細かい柄です。0041-22-2B■帯ほっくりと身を包んでくれる嬉しい本場結城紬は大変細い糸で織られています。本場結城紬が、紬の王様と呼ばれるのは、真綿を人の手で1本ずつ糸にして、人の技とは思えないほど精緻な絣で柄をつくり、腰まで使った地機と呼ばれる手織りで織られるという他の紬の上を行く時間と手間をかけた故です。娘に一番誇れるのが、この本場結城紬だと言える様に思います。おかあさん、こんなに良い紬を持っていたのよ!って言えそうです。3401-63
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