商品解説
■帯
伊那紬は信州の伊那谷で生まれた紬です。
民謡「伊那節」に唄われていますように伊那谷は気候風土に恵まれ古くから養蚕が盛んでした。
「伊那紬」特有の軽くてやわらかくしっとりとした風合いは
蚕の国と呼ばれている信州・伊那の伝統の技を感じることができます。
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■帯
藤山千春作
間道と呼ばれる裂地は、いろいろの字を用いていますが、いずれもあて字で、 縞織物、格子織物の裂を間道と呼んでいます。
それらの織物をなぜ『かんとう』と呼ぶのかについてはいろいろの説がありますが、はっきりした根拠はわかりません。
縞(格子)織物の新鮮な感覚が 千利休・今井宗薫・古田織部らの茶人に迎えられたためか、早くから名器の袋裂に用いられました。
吉野間道は、寛永三名妓とうたわれた吉野太夫に、京都の豪商灰屋紹益が贈ったと言われる織物で、浮織縞を真田風に打ち込む独特な風合いを持ちます。
かの名茶人松平不昧もこれを好み、自らその写しを中国に注文したと伝えられています。
吉野間道はたて糸を2本使って織られています。
通常はたて糸1本 よこ糸1本を使って織っていきますがたてに太い糸1本と細い糸1本の2種類を使います。
その交差する状態が柄になっているのです。
太い糸と細い糸を巧みに使い分ける作家 藤山千春先生の腕の良さも現代の吉野間道の重要なポイントです。
江戸時代に生まれたこの織り方を女子美術大学学長柳悦孝(やなぎよしたか=柳宗悦の甥)たちが復元しました。
藤山千春先生は柳悦孝先生に厳しく指導を受け、一番弟子として完成度の高い作品を作り続けていらっしゃいます。
藤山千春先生だからこそ、この吉野間道が出来ていると言えるでしょう。
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- 重要無形文化財 宮古上布藍 夏きもの
- 6,480,000円
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- 夏物 芭蕉布(きもの)+夏物 宮古上布(帯)
- 4,665,600円
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- 宮古上布のきもの黄色縞 手紡苧麻+麻布の九寸名古屋帯 手描きテッセン
- 2,592,000円
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- 久米島紬(きもの)+和紙絣(帯)
- 1,166,400円
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- 白鷹泥染 グレー(きもの) + ハイオ花織 朱赤(帯)
- 777,600円
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この商品につけられているキーワード
こだわりの織り物 伊那紬(きもの) 吉野間道(帯)
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